ここでは、WSIS・フェーズ1(2003・ジュネーブ)に関して、議論の背景となる情報と最新ニュース、議題と議論などについて、ハインリヒ・ベル財団によって開設されたサイト、Worldsummit2003.orgから、一部を翻訳してご紹介します。
■チュニジアがテラ・ビバ新聞を検閲/WSISの様々な場所から何千部も消え去る(2003年12月11日)・・・独立した情報機関であるIPS、InfoSud、AWCISが発行するサミット新聞が火曜と水曜に、世界情報社会サミットが開催されているPALEXPO(ジュネーブ国際展示場)の様々な場所から消え去った。ビバは現在までにチュニジアに関する記事を二つの号に掲載しており、必要なものがあれば引き続き掲載するつもりでいる…
■WSISをめぐる直接行動/WIPOは人魚をお待ちかね(2003年12月11日)・・・火曜日夕方、オルタナティブイベントである「WSIS?私たちが止める!」に関わる活動家たちが、世界知的所有権機関(WIPO)の前にプロジェクターを設置し、この建物の外壁を使って知的所有権の支配体制を批判する内容の短編映画「その人魚をよこせ」を上映した。このイベントの「公式招待状」がPALEXPOの建物内で配布され、多くの市民社会の人々とメディア代表団が招待状に応えて集まった…
■「今日の現実と明日の待望の間で」/ウォルフガング・クレインワクテルが二つの声明と市民社会の関係について語る(2003年12月11日ジュネーブ)・・・昨夜私はWSIS最初のジョークを聞いた。三人の首脳がジュネーブのWSISに来る。最初の首脳は「はい」と答える。二番目の首脳は「いいえ」と答える。三番目の首脳が「賛成だ」と答える。これで私たちは合意に達する。このジョークで何が分かる? 政府のWSIS声明は一番低レベルでの合意文書だってことだ…
■ICT4D展示/アフリカの村がWSISの市場に活気をもたらす(2003年12月11日ジュネーブ)・・・PALEXPOの第1ホールで政府高官によるスピーチが続く一方、近くの第4ホールではICT4Dの展示が行われている。産業フェアと市民社会プロジェクトの紹介が入り混じり、ICT4Dのブースはきらびやかなマイクロソフトのブースから小規模NGOの小さな角の展示まで様々だ。このお上品で無菌的な環境の中ににぎやかな色の一角が見えるのは、アフリカの村による展示だ…
■高官レベルの参加とともにサミットがスタート/立派なスピーチ、でも本当の意思はあるの?(2003年12月10日ジュネーブ)・・・世界情報社会サミット(WSIS)が今日、ジュネーブのPALEXPOの会場で開会式とともに始まった。公式サイドのメンバーは全員、火曜午後に最終合意に達したおかげでサミット自体の間交渉する必要がないため、ほっとしているように見えた…
■WSISにおけるメディア討論/世界電子メディアフォーラムは祝典を催し思案、メディア活動家は「情報戦」を暴露(2003年12月10日ジュネーブ)・・・WSIS交渉においてメディア問題が広く軽視されているのと対照的に、メディアはジュネーブでのWSISサイドイベントで中心的役割を果たした。サミットが始まる前日である昨日、世界電子メディアフォーラム(WEMF)が開催されたし、メディアの問題はPALEXPOの内外で開催されている市民社会のイベントに大きく反映され続けている。WEMFが新たなメディアの挑戦について議論する一方、「WSIS?私たちが止める!」のメディア活動家たちは、「 情報戦( Infowar )」の脅威を暴露した…
■警察がメディア・ラボを閉鎖/スイスの警察がジュネーブにデジタル・デバイドをもたらす(2003年12月9日ジュネーブ)・・・WSISサミットが人々の情報と通信へのアクセスを促進することを主張しつつ展開されている中で、WSISのサイドイベントのうち一般の人々がアクセスできる主要な場所が閉鎖された。今朝、暴動に備えて装備した警察がジュネーブの中心街に位置するポリメディア・ラボに強制捜査に踏み込んだ。このラボのための新たな場所については交渉が続いている。
■サミットの準備会合、合意に近づく/財政のみ不確定(2003年12月6日ジュネーブ)・・・準備会合3Bにおける交渉では今日、サミット声明と行動計画に関する最終合意に向けて少なからぬ進展が見られた。土曜夜24時の時点で、不確定な議題は財政と「デジタル連帯基金」のみとなった。ここではEU(主にドイツ)とアフリカが主に対立している。
■WSISサイドイベント/「サミットそのものよりおもしろい」(2003年12月6日ジュネーブ)・・・政府代表らがWSIS文書の異論のある部分を議論している一方で、人々はPALEXPO(ジュネーブ国際展示場)でブースや展示の設置にいそしんでおり、様々なサイドイベントやオルタナティブイベントのための最終準備が行われている。200を超えるこのようなイベントがジュネーブサミットの周りで開催される。
■準備会合3B開始/最終交渉がジュネーブで始まる(2003年12月5日ジュネーブ)・・・準備会合議長のアダマ・サマセクは12月5日(金)、WSIS声明と行動計画についての最終交渉をスタートさせた。明日土曜日夕刻に議論を終わらせるという目標が表明された。市民社会の代表らはまたも交渉から除外されている。
■WSISでのドイツの出展/「WSISでのドイツ」:PALEXPO、ICT4D、Hall4、Stall#857(2003年12月3日ジュネーブ)・・・ドイツ政府、企業、市民社会はWSISにおいて共通の立場でその仕事を発表する。9日~13日に開催されるサミットと並行して一般に公開される国際出展ICT4D(=開発のためのICT)の枠組みの中で、同ブースでは様々な情報展示だけでなく情報社会に関する重要な問題についての多くのトークや発表のプログラムを提供する。

